今回は CAL (Client Access License)について説明していくわよー
ボリュームのある内容なので、お時間に余裕がある時に見てほしいわね

まず Server / CAL モデルの製品を購入する場合に、
Server インスタンスにアクセスする為のライセンスCAL よ

Windows Server の Standard と Datacenter もモチロンだけど
Exchange Server や Project Server なんかの Application Server にも、
それぞれ別の CAL が存在している 部分が、何よりも気をつける場所ね

Windows Server に Exchange Server を載せて運用する場合には、
Windows Server CAL Exchange Server CAL の 両方が要る って意味

Server にアクセスするユーザーもしくは端末ごとに調達が必要なので
数をシッカリと見極めて効率よく手配するように

データに対してのアップロードやダウンロードは関係無く
Server 製品と通信がある場合や Server を利用するサービスを受ける時には
準備しないとライセンス違反になってしまうわ

CAL にもバージョンの概念があって、2008 や 2012 のような年代があるんだけど
 古い CAL では新しい Server にアクセスしちゃダメ だけど
 新しい CAL では古い Server にアクセスして OK   って事を
覚えておけばいいわね

次から具体的な CAL の説明をするわよ

 ステップ 1 : ユーザー CAL と デバイス CAL 
 
まずは『 ユーザー CAL 』について説明するけど、
 Server にアクセスのある人間 1 人に対して 1 ユーザー CAL を用意するだけで良いので
説明らしい説明も何もあったもんじゃないわ

 1 人で複数の端末を持って使い分けるとしても
 1 つのユーザー CAL で全部の端末からアクセスできるのがメリットだよ★
ユーザー CAL

対して『デバイス CAL』 は、こちらも文字通り
 Server にアクセスする一台の端末に対して 1 デバイス CAL を割り当てる事で
同じ端末を複数のユーザーが使っても良いわよ

交代制のコールセンターなんかには、最適かもしれない
デバイスCAL概念
ちなみにこの デバイス CAL だけど、対象は携帯電話も含みますよ ('A`)

Server にアクセスする時にはどんな端末であっても必ず調達する必要があるのです!
Server のデータにアクセスするなら購入対象だかんね

ユーザー CAL と デバイス CAL のどちらが良いかを確認して、
適切な方法で購入するように

どちらの CAL も デバイスかユーザーに割り当てた 1 ライセンス
組織内全ての Server に対してアクセスできるわよ!

会社に Server が 4 台あるからって、4 倍の CAL は要らないって事ね♫
(※ 後述する同時接続モードを除く)

・・・ココまでが基礎中の基礎
ステップ 1 の紹介

詳しくは MS のサイトにも載ってるから コチラのサイト をご覧あそばせ



 ステップ 2 : 追加 CAL の存在 
 
Windows Server の RDS CAL や、Exchange Server の Enterprise CAL は、
もともとの 基本アクセスライセンスに追加購入 する必要があるの

たとえば Exchange Server の Enterprise 機能を利用する場合には、
Exchange server Standard CAL Exchange Server Enterprise CAL を購入して利用可能よ

基本の CAL が電車の乗車券、追加 CAL はグリーン車のチケットとでも考えて頂戴な

例外は Windows Server foundation ぐらいかしら

基本アクセスライセンスが Server 本体の権利で賄われているので
RDS 機能を利用する場合には RDS CAL だけの購入で良いわ




 ステップ 3 : 末端部分が購入対象 
 
Microsoft はマルチプレキシング(プーリング)に対しては
末端部分の数を CAL の必要数と定義しているわよ

Server からネットワークストレージにデータを一度転送して
そのネットワークストレージから別の端末でデータダウンロードする場合を具体例にすると

「Server と通信しているのはストレージの 1 台だけだから CAL  1 つで良くね」

と、考えて購入数を少なくしようと思うみたいだけど……

そうは問屋がおろさねーんですわwww  (>ω<) タハー

【その場合はエンドポイントの数で買わないと違反になるよ】って事なの(厳

ご丁寧に特設 PDF 資料も御準備なさってます

間接的でも Server にアクセスするから CAL 買え(戒め




  ステップ 4 : 管理作業なら 2 CAL 免除 ♪
 
Server の設定やメンテナンス目的ならば、
 2 名の CAL を免除しますと明確に規定してるわよ!

前述したマルチプレキシングの出典元と共に、製品条項(2015.11)10 ㌻付近をどうぞ
この記載する順番にアメとムチを使い分ける  サド精神  を感じるわね❤ ↓
MP と 管理用の CAL 免除


 ステップ 5 : 再割り当ては 90 日経過後 (基本)
 
これは MS ライセンスの殆ど全部に該当する 90 日ルール だね☻
割り当ててから 90 日はライセンスを動かす事が出来ないって事!

例外はデバイス CAL であれば、サービスの停止(故障・盗難・紛失・修理中あたりかしら)

ユーザー CAL の例外事項は、 ユーザーの不在( ざっくり( ー`дー´) )

この状態に該当する場合には、90 日経過前にライセンスを移動して良いわよ

出典元は 製品条項  2015.11 の 8㌻付近 ↓
CAL 再割り当て
ステップ 5 まで紹介してきたけどどうかしら?
もうお腹一杯って人は次の機会に続きを読んでちょうだい



 
 

※ ステップ 6 以降は Windows Server だけに特化した記事 だから注意して

 ステップ 6 :  CAL 免除要件
 
まずは 製品条項(2015.11)の確認から、11 ㌻ 付近 ⇓
Windows Server CAL 製品条項
2.の項目は Windows Server 同士 は CAL 要らないよって事

.の Web ワークロード は、インターネットサービスを運営する場合に大事な部分

インターネット公開していて尚且つ組織外のユーザーが提供を受けられる
 Web サービスに対しては CAL を免除するって事だ

 Web ワークロードに該当しなかった場合 CAL を準備する必要があるんだけど
外部ユーザー向けには エクスターナルコネクタ って便利な物があるので
ステップ 8 で紹介するわね

Web ワークロードの内容は製品条項 2015.11 の 50㌻ に書かれてるわ(該当するかは自分で判断して)
Web ワークロード 製品条項抜粋
HPC ワークロード は実際、アタイにはよく判んない けど、
デバイスをクラスタ化して大きな演算を並列処理するような何か(コレ
HPC ワークロード

この処理を行う場合にも CAL 無しで利用して良いわよ




 ステップ 7 : 同時接続モードの概念 
 
Windows Server CAL (RDS 等の追加 CAL は除く)の、同時接続モードってのがあるんだけど
仮想化が主流の今後は廃れていく可能性も高いかしら

ユーザーにユーザー CAL や、端末にデバイス CAL を直接割り当てる方法ではなく、
Server OS 側に CAL を割り当てる形式が同時接続モードになるわ

予め Server OS 側に CAL をストックしておき、繋ぎにくる順番に CAL を配るような概念よ
物理 OS ・ 仮想 OS ごと にストックする CAL を用意する必要があるのがネック

同時接続モードは色々な物に例えられるけど、今回はエレベーターに例えて資料を作ったわ
同時接続概念
MS の早分かりガイドの Web ページには
 CAL の種類と割り当て方法を見分けるチェックシート の部分に
インスタンスごとの割り当てが記載あり

一度にアクセスする人数が少ない場合にはコスト削減ができるけど
 OS インスタンスごと に、ストックする CAL の用意が必要だから
仮想マシンを多く使う場合には逆に高いかも

※ つまり仮想マシンが 3 台ある場合には、CAL は 3 倍の数

今回の説明図ではデバイス CAL にしたけど、ユーザー CAL も同じ概念になるわよ




 ステップ 8 : エクスターナルコネクタ 
 
圧倒的ボリュームでお送りした今回の記事だけど、ついに最後のステップよ(朦朧
外部ユーザー専用のライセンス【エクスターナルコネクタ】の説明に入るわ

アクセスするデバイスかユーザーに CAL を調達する方法を紹介してきたけど、
外部ユーザーを無制限の数で招待できるライセンスがエクスターナルコネクタ

割り当て方法は、物理筐体 1 台に対して 1 ライセンス
これを割り当てる事で組織外のユーザーの数を気にしないで良くなるわね

恐らく疑問を抱く人の為に伝えておくけど
内部ユーザーを無制限にアクセスさせるライセンスは 無い
エクスターナルコネクタの概念
どこまでが外部ユーザーかは判別できないと思うけど
資本関係 50 % 超過が MS が定める関連会社の定義みたい

つまり 50 % 以下の資本比率であれば、別の組織扱いにしているって事
「関連会社」って一言で言われても普通の会社は判らないわよね(ʬʬ

※ステップ 6 で紹介した Web ワークロードの概念が適用になる場合は
 そもそもエクスターナルコネクタは要らないぜ ♪

最後に製品条項(2015.11) の 74 ㌻ 付近文面を見てもらって今回はオシマイ
EC と 外部ユーザー

ここまで色んな説明をしてきたけど根本的に気を付けることが一つ……
 CAL って見えないのよ
 -= ∧ ∧
-=と( ・∀・)
 -=/ と_ノ
-=_//⌒ソ
残像でござる


たとえ買わなくても Server にアクセスできるし(RDS CAL だけは別)
同時接続モードなんて機械的な名前あるけど 勝手に 宣言してるだけ

だからこそライセンス違反が起きやすい部分でもあるから
組織のライセンス管理部門の人は MS のガサ入れでペナルティを食らっちゃダメよ

本当に長い記事になっちゃったけど、閲覧 グラシアス Σ(ノ`Д´)ノ

 

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